昨日、ハラハラドキドキの一日だった。
というのは、開業当初から当院では、患者さんのお口の写真をデンタルXというMACの画像管理ソフトに貯め込んでいるのだが、このMACの調子が悪かったことまでは先日のブログで書いた。
なんとか騙し騙し使っていたのだがかなり怪しくなってきたため、完全にクラッシュする前に新しいMACを購入。
そして外付けハードをネットワーク上に置いて、MAC・WINともに全てのバックアップを管理。
万全の体制でソフト会社に電話し、セッティングのお願いをした。
電話の際にちょっと気になる一言が・・・。
「ネットワーク上のバックアップだと不安ですので出来ればMACに直付けハードでお願いします」
まぁ、バックアップさえしっかりとっておけば問題ないだろうと思い、セッティングに来てくれるのを数日待ち続け、一昨日来られた。
新しいMACにソフトをセッティングし、動作確認して終了。
せっかくなので、今まで親機として使っていた壊れかけのパワーブックを子機として利用出来るようにお願いして全ての作業が終了。
後はネットワーク上の外付けハードのバックアップファイルから読み込んで終わり。
担当の人に「読み込みが1時間以上かかるので、帰りに行ってくださいね」と言われ、その日の夜、ファイルの読み込みボタンを押して帰宅。
で、今朝その会社から電話があった。
「ネットワーク上の外付けハードのバックアップからはMACに取り込めない恐れがあるので、直づけの外付けハードにバックアップして下さい」とのこと。
データがなくなるのは大変な事なので、早めに専用のハードを買おうと思っていた矢先、スタッフから、「今まであった画像の患者リストがありません!」と告げられる。
見ると全くなくなっている。。。
もう大変!!!
もしかしたら取り込めない可能性がある!
今まで使っていたデータのある親機のパワーブックも、「子機で使いたいので変更してください」とお願いして親機ではなく子機にしたため、今までのようなデータは一切ない。
担当の人に電話すると1時間後位の14時頃に来院。
悲しげかつ真剣な表情で一生懸命MACを触っている。
で、時々会社に電話し、指示を仰いでいる。
「話しかけられないオーラ」がそこに漂っている・・・。
我々歯科医師にとって、患者さんの経過を物語るお口の写真というものは非常に大切なものである。
どんなにすごい事を言われても、素晴らしい自慢をされても、理想論を述べられても、僕はその人が実際に処置した写真の経過がなければ何も受け止めない。
逆を言えば、写真の経過を見るだけで、その人の実力というか、考え方など全てがわかるものなのである。
その写真がなくなる可能性がある。。。
今までの僕の行ってきた治療の経過が。。。
僕の宝物が。。。
本に載せるのが僕の仕事ではないし、講演会で発表するのが目的ではないので、なくなったらなくなったでまた一からやり直すと考えれば良いのだが、やはり開業当初からの記録がなくなるのはつらく悲しい。。。
「復旧できるのかな?」とか、「なくなっても一から始めればいいさ!」など心ここにあらずの数時間。
20時近くなり、担当の方から「無事復旧出来ました!」と笑顔で言われ、どっと疲れが出て、思わずしゃがみこんでしまいました(笑)
話を聞くと、WINでも認識できる外付けハードはMSーDOS形式?NTFS?FAT?(あまり詳しくないです。。。)
この形式ではバックアップファイルをMACに取り込めないことが過去にあったため、WINで認識出来ないMAC用の形式にフォーマット?した外付けハードでないと確証できませんとのこと。
無事データの移行が完了したのでお礼を言った後、1時間位昔の患者さんのいろいろな治療経過を懐かしみながら見てしまいました。
インプラントの経過や、手術の経過など普段何気ない写真をじっくりと眺めてしまいました。
やはり写真は大事である。
・・・早速ハード注文しなきゃ!
あ~疲れた。。。(苦笑)